世の中には、「お人よしは損をする」という価値観が根付いているように感じます。実際、誠実に対応する人ほど損をしてしまう場面を目にすることも少なくありません。しかし、それで本当に良いのでしょうか?私は「いい人が得をするべきだ」と考えています。そして、リサイクルショップという商売を通じて、その考えを少しでも形にしたいと思っています。
例えば、買取査定に来られるお客様の中には、とても誠実で気持ちの良い方がいます。品物の状態を正直に伝えたり、気遣いの言葉をかけてくださったり、そんな「いい人」に対して、私は感謝の気持ちを込めて買取価格を少し高くすることがあります。もちろん、これは商売としては効率的ではないかもしれません。しかし、そうした小さな行動が「いい人が報われる社会」の実現に繋がると信じています。
商売の世界では、「得をするのは賢い人だけ」という風潮もあるかもしれません。しかし、私は思いやりや誠実さに価値を置き、それを評価する仕組みを小さな規模でも作っていきたいと思っています。いい人が得をする――そんな当たり前のことが当たり前になる社会を目指して、今日も丁寧にお客様と向き合っています。
↓ホームページ
https://recycle-harada.com